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自分自身の経験から

私は漢方専門薬局に生まれ、幼い頃から漢方薬を服用していたため「漢方」というものが身近な存在でした。

寿元堂薬局の創業者であり漢方の師匠ある父が、「西洋医学で色々試してダメだった人が漢方で良い方向に向かうことがある」という話をよくしていたので「漢方って凄いんだろうな」と思っていました。

しかし、大学での漢方薬の勉強は西洋医学の範囲に比べると微々たるもので、理論的な薬理学や分析化学などと比較し、かたちのない概念が基本になっている漢方は学問として“あやふやなもの”という印象しかありませんでした。

大学卒業後は西洋医学の世界に飛び込みましたが、私が漢方薬にのめり込んだのは自らの体の変調があったからです。

冷えとは無縁だったはずが、ある時から急激に体が冷えるようになり、月経痛まで感じるように…。

父に相談すると「月経がからんでいるような女性特有の悩みは漢方の得意分野」というではありませんか。

漢方薬を服用してすぐに月経痛は消え、冷えは徐々に改善していき、驚いたことを覚えています。

薬剤師 北山 恵理

岡山県倉敷市出身。

漢方専門薬局に生まれ、漢方薬が身近な環境で育つ。

京都薬科卒業後、総合病院・調剤薬局で新薬調剤を経験し、現在は寿元堂薬局に勤務。

最初の選択肢に漢方を

1957年(昭和32年)に小太郎漢方製薬が一般用漢方エキス剤を発売され、その10年後にようやく漢方薬が保険診療に導入されましたが、当時、医療保険に適用されている漢方処方の数はたったの4種類でした。

1976年(昭和51年)以降、医療保険に適用されている漢方製剤数は増え続け、現在は148種類にまで増えています。

病院で漢方薬のエキス製剤をもらうことも一般化してきていますが、日本古来の漢方薬の使い方をされていると感じることは多くありません。

また、患者が最初から治療の第一選択として漢方薬を選択される方はまだまだ少ないように思います。

漢方医学と西洋医学、両者にはそれぞれの得意な分野、そうでない分野があります。

どうしても外科的処置が必要なものや、抗生剤を数日服用してすっかり治ってしまうような症状なら西洋医学で対応すべきでしょう。

ですが、時間が経つにつれ、体の乱れを整えることは難しくなってしまう場合がほとんどです。

その場の症状を抑える西洋医学と併用しながら、薬の力を借りなくても症状が出にくいように体のバランスを整える漢方薬を上手に利用していただきたいと思っています。

特に、月経痛・月経不順・不妊などの女性特有の症状は、漢方薬の得意分野です。 

それらの症状でお悩みの方は1度ご相談ください。

デリケートな部分で男性には相談しにくい方は、女性薬剤師をご希望の旨をお伝えください。​

※セミナーなどで薬局をあけることもありますので、女性薬剤師をご希望される方は事前にご連絡いただければスムーズです。