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漢方は日本の医学

漢方は日本の伝統医学です。

昔、日本に伝わった中国の古い医学が、日本人の体質や日本の気候風土に適するように日本独自に変革した医学が漢方です。

長い年月の間に日中両医学には大きな違いが生まれました。中国は「漢方の本場」ではなく、「漢方のふるさと」なのです。

漢方薬は先人たちの

知恵と経験の賜物

薬として効能がある植物・動物・鉱物などの天然の産物を総称して生薬といいます。

生薬は漢方薬の原料であり、漢方医学の理論に従って数種類の生薬を組み合わせたものが漢方薬です。

生薬の組み合わせは無限にあり、その中で効果がないものは淘汰され、効果があるものの1部が2000年以上の時を経て現在まで残っています。

先人たちの知恵と経験の積み重ねの恩恵をうけているのです。

漢方は一子相伝の世界

漢方薬の使い方は、「古典」や、師匠から弟子へと伝える「口伝」などで継承されてきました。
「古典」というのは、漢方が世の中心であった時代の医師らが書き残した書物のこと。

今の時代でも、漢方の專門家はさまざまな古典を活用しています。
たくさんの古典の中で、漢方を勉強する上で欠かせない古典に『傷寒論(しょうかんろん)』と『金匱要略(きんきようりゃく)』があります。
この2冊の元になったのは、210年ごろに書かれた最古の処方集である『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』です。『傷寒雑病論』は、書かれた後、長年の戦乱で散逸してしまったのですが、急性病に関する処方が集められ『傷寒論』(113処方)としてまとめられました。

そして、それ以外の病気に関する処方をまとめたのが『金匱要略』(262処方)です。
また、漢方の全盛期であった江戸時代の『古今方彙(ここんほうい)』(1075処方)という処方集は、当時その人気から「京都の紙の価格が高騰した」と言われるほど数多く発刊され、全国の医師に読まれたそうです。

ほかにも、『方輿輗(ほうよげい)』、『方彙口訣(ほういくけつ)』『勿誤薬室方函口訣(ふつごやくしつほうかんくけつ)』などさまざまな古典があります。

書名にある「口訣」とは、漢方薬の効果をあげるコツである秘伝のこと。

師の口訣を弟子が書き留めたものや古い時代の名医の解説書などのことを漢方では口訣と呼んでいます。
漢方が盛んだったころの処方の数々と、漢方薬をよく効かせるためのヒントが詰まった古典。

現代の私たちが学ぶ重要な手がかりです。

よくある相談内容

漢方を試したい症状として、月経痛、月経不順などの女性の悩み、神経痛、関節リウマチ、膝関節症などの痛みの症状、疲れやすい、元気が出ない、原因のはっきりしない体調不調などがあります。

また、冷え症、不妊症、非結核性抗酸菌症、アトピー性皮膚炎などの他、現代の西洋医学で対応が難しい症状にも漢方薬が効果を発揮することが少なくありません。